ひろが語ると長くなる

本の感想書くために作ったはずのブログなのに割とながーく独り言呟いています。ストピや演奏の解説も当ブログで行ってます。

広告

レッスン記録

広告

たまにはピアノのレッスンの話でも。

今はバッハのフランス組曲5番のジーグとプーランクの即興曲15番を習っています。
ジーグはもうちょっと。今回で終わりでもいいとは言われたけど、指をきっちり動かす練習になるのでもう1回だけお願いすることとしました。

バッハは昨年秋からフランス組曲のアルマンド→ガヴォット→サラマンダーとやってきて今ジーグだけど、どの曲も凄く勉強になったの。
特にサラマンダーとジーグは勉強になるなぁと思って。
サラマンダー、ゆっくりだけど踊りだからのんびりしすぎもおかしいし、でもせかせかも聴こえさせたくないし、ちょっとした調整が難しい。
バッハだから揺らしすぎたらおかしいし、でも全て同じテンポだと16分音符のところとか、バタバタ聴こえがちで、
でも流れを止めてもダメだし、そのバランスが凄く勉強になったなぁ。

ジーグは早いしジグザグな動きなのと、指をしっかり動かすので指がしっかり動いてないとミスタッチをしてしまう。
でも拍を感じないと流れてっちゃうし、
16分音符を3つ区切りで最初の音にアクセントをつけたり、逆にリズムを変えて3つめにアクセントをしてどの音も失敗しないようにする、地道な練習が凄く効果的だなぁと思う。
やや私の苦手な部類だけど、独学で「羽生結弦の軌跡フォト&ピアノスコア」版のチゴイネが弾けるようになってから速いものも前より弾けるようになった気がする。
ピアノの上達は日々のしっかりとした練習と、自分の音をしっかりと聴く耳、そして自分は弾けるという意識(上限を定めない)というのも大事なんだと常々思う。
「私は弾けない」という思い込みはピアノ再開時にゆづの曲を弾きたすぎてそれで勝手に取れたのに加えて、昔より練習がかなり好きになったからというのもあるかも。

ピアノ再開して今年の夏で5年だけど、ほんと上達したと思う。
YouTubeに動画残しているから自分で聴いても色んな曲弾くようになったとか、弾けるようになった嬉しさがある。
勿論まだまだ教わることも伸び代もあるのでどんどん色んな曲に挑戦したいけど。

そして、初のプーランクは今回のレッスンから。
物凄い音が多いとか、難しい曲でないと思うから難曲ではないけど、この特有のメロドラマ風というか(先生に「メロドラマっぽいでしょ」って言われてからそうにしか聴こえないの)、
不協和音も入りつつ、素敵な展開をするところもあって好き。
こういう揺れる曲は好きなので、指が覚えたらどんどん表現を追求していきたい。

レッスンを受けていると勉強にもなるし、色んな曲を弾く機会がもらえられるのも凄く好きだし、
何より好きな演奏をする先生に教われるって本当に幸せなこと。
まだまだ色んなこと教わって、吸収して、色んな曲弾けるように、表現できるようになりたいな。

そうそう、落ち込んでた時はガラス越しに寄ってきてくれた猫ちゃん、最近来ません。
あの時は励ましに来てくれたんだなぁと思うと、動物って凄いなぁありがたいなぁと実感。
勿論人間もその人らしさが出てると凄いんだけどね。
最近自分に生まれて来てよかったなぁと思うことも多いし、自分本来の道をきちんと進めるようになったと思うし、凄く楽しい。
笑顔で過ごせることが増えた。
私の本来の道に戻してくれた再会にはほんと感謝だなぁ。
(あの人が何か働きかけをしてくれたわけではないけど、それでも人間って影響与え合うんだなぁと思ったり)

親切にしてもらうことの多い私は何も返せないことが凄く嫌だったけど、
親切を受け取ること、笑顔で過ごすことが恩返しだと思ったら、自分らしくいればいいんだって凄く楽になった。