ひろが語ると長くなる

本の感想書くために作ったはずのブログなのに割とながーく独り言呟いています。ストピや演奏の解説も当ブログで行ってます。

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リチュアルダンス【浅田真央ピアノシリーズ】

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先日浅田真央サンクスツアーの埼玉公演を観に行きました。
hirobook.hatenablog.jp
上記記事でも書きましたが、本当に素晴らしいショーでした。
折角なので、サンクスツアーを観て感じたことをピアノで表現したくて、いくつか弾いてみることにしました。

まずは、真央ちゃんが現役最後のシーズンで使った曲である、【バレエ『恋は魔術師』より リチュアルダンス(火祭りの踊り)】を演奏してみました。
この楽譜はいわゆるSPで使った方の黒リチュになります。
服装も黒で統一しました。

楽譜はぷりんと楽譜で購入。
www.print-gakufu.com

全体的に音が少ない曲ですが、音が少なくて速い曲というのは結構難しいですよね。
雰囲気も出しつつバタバタさせない、音を外さないようするというのは色々気を使いますね。

★解説
0:01〜
不協和音が鳴り響いたり、拍が独特だったりしますね。
緊張感やどことなく怪しい雰囲気を意識します。

0:26〜
久々にずっとトリルを弾いてたので指が攣りそうになりました。
(普段はずっとトリルの練習をすることがないのと、撮影しているとどうしても緊張感で家での練習より体が固くなるので)
鐘のような、何かが始まりそうな雰囲気。
0:39から左手が伴奏を奏でるので、いよいよ物語が始まります。

0:45〜
本格的にメロディが出てきます。
緊張感、でも楽しんでいる雰囲気も出しつつ。
0:58からメロディがオクターブ上がります。
左手のソドソドの部分を楽譜通りにきっちり弾くのは女性の手の大きさだと難しいので勢いつけて敢えて少し滑らせます。
(私は頑張って手を開くと10度届く手の大きさですが、演奏できっちり鳴らせるのが9度です。黒鍵9度がギリかな。)
1:08からの右手も敢えて滑らせます。
きっちり鳴らす方がリチュ感が薄れるので好都合。

1:12〜
またトリルが来て、1:19から雰囲気が変わります。
1:25からフォルテなのでペダルを踏み、1:32からピアノなので一旦ペダルをやめ、
1:34からはページを捲るのと右手の音を伸ばすのが長いのでペダルを踏みます。

1:37〜
また雰囲気が変わります。
右手のメロディが音量の変化が多い所なので、左手は勢いをつけつつクレッシェンドやデクレッシェンドを表現。
(でも左手五月蠅かったかな。)
1:43からはスタッカートをしっかり意識。
1:49からは一瞬間を開けてまた左手を滑らせていきますが、1:37の頃より指を開かなくていいのでコントロールしやすくなります。
1:57の右手は疲れで指が回らずミスってます…。
1:59からは楽譜での指示はありませんが、真央ちゃんの使用音源がかなりゆったりしていたので一気にゆったりさせます。
2:02からまた前のテンポに戻して。
2:09からは楽譜の指示にはありませんが、真央ちゃんの使用音源では勢いよく進んでいくところなので、勢いよく弾きます。

2:12からステップですね。
本当は左手はオクターブですが、私がオクターブで奏でると相当バタバタ聴こえました。
右手の音が上がっていくのは相当キラキラさせて弾きたいので、
楽譜に記載がある「このオクターブの音型がむずかしい場合、下の音を弾きましょう」通り、下の音をしっかりと弾きました。

2:21で顔が綻ぶのは好きな振り付けのところに差し掛かったから。
もう少し音が長くてもよかったかな。
2:31から勢いよく終わります。

楽譜を買ってからなかなか上達せず放置していた曲だったので、どうにか千秋楽公演前に弾けるようになってよかったです。
ひろは結界を張る(SEIMEI)に加え、悪魔祓いも覚えました♪
サンクスツアー観ていたら久々に弾きたいクラシックもいっぱい出てきたから何れ…。
ちなみに千秋楽公演の日には私にとっても想い入れのある曲のあの曲を公開します!

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