ひろが語ると長くなる

本の感想書くために作ったはずのブログなのに割とながーく独り言呟いています。ストピや演奏の解説も当ブログで行ってます。

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フレアバーテンダーとピアノYouTuberがお寺でコラボ!

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8月19日に赤羽岩淵にある正光寺にてアートまちづくりの一環として、
ストリートピアノとカホンをメインとしたパーカッションの演奏とフレアカクテルショーのコラボパフォーマンスが行われました。

パフォーマンスに関しては動画が一番分かりやすいので、こちらをご覧ください。


フレアバーテンダーの世界チャンピオンと寺ピアノでコラボしたら世界観が凄かった![米津玄師/海の幽霊]

ね、凄いでしょ?
これを自分たちでカメラを用意して撮影したんです。
当日目の前で見てても迫力が凄かったですが、
みやけんさんの映像の編集が素晴らしいので、
動画でもあの場の空気が伝わると思います。

何故こんな素敵なパフォーマンスを行うこととなったのか、
関わったメンバーがどのような人たちなのかは動画じゃ伝わりきらないので
当ブログでお話しますね。

↓もくじ↓

コラボのきっかけ

主催の武藤先生とみやけんさんがストピの帰りに一緒に食事に行くことになり、
その後むかった先がたまたま後藤さんの経営するバーだったそう。
後藤さんも赤羽に縁がある方で、全国でプロジェクションマッピング、環境音、ダンサーとのコラボといった今までなかったスタイルでカクテルショーの演出も行っているそうで、
今回の企画が決まりました。

音楽を通じて人と人との繋がりが生まれやすくどんどん仲間や知り合いが増えやすいストピですが、
音楽の垣根を越えて交流ができるのは、社交的で気さくな武藤先生ならではなエピソードですね。

撮影風景

正光寺本堂にて撮影が行われました。
照明、撮影用の機材は演者本人が持ち寄りました。
(ピアノ等の電球は運営持ち寄り)

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準備、打ち合わせ風景

今回2曲分撮影を行いましたが、メインは上記動画の米津玄師さんの「海の幽霊」。
通しで演奏したり、後藤さんのパフォーマンスのみを撮影したりと
休む間も無く撮影は続きましたが、和やかに撮影は進みました。
事前に合わせなしでこれだけバシッと決まるのは凄いことだなと思いました。
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演奏中の川端さん(左)とみやけんさん(右)

3人ともよくお似合いだった衣装は後藤さんがご用意してくれました。

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上:外の光が入る状態/下:外の光を遮断した状態
雰囲気がガラッと変わりますよね。
今回は下の状態で撮影を行いました。
お寺とピアノが合うだけでなく、ポップスからクラシックまで意外と違和感なく合うのが凄い。

フレアカクテルショーとは?

私は今回初めて知ったのですが、

フレアバーテンディング (Flair Bartending) とは、バーテンダーがボトルやシェーカー、グラスなどを用いた曲芸的なパフォーマンスによって、カクテルを作り提供するスタイルである。

[ https://ja.m.wikipedia.org/wiki/フレアバーテンディング ]

とのこと。

日本には世界大会でも優勝したフレアバーテンダーが何名かいますが、
今回参加してくれた後藤さんもその一人。
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華やかで迫力のあるパフォーマンスを見せてくれた後藤さん
写真上部のカクテルは、注がれる度に色が変わっていってました。
兎に角かっこよく、音との融合が凄かったです。

後藤さんの語るフレアの魅力

私はフレアについての知識がなかったので、後藤さんに少しお話を伺いました。

・何故フレアカクテルショーの道に進もうと思ったのですか?
→元々クラシックバーテンダーでしたが、何かしっくり来てなかった頃にフレアバーテンダーを知り、のめり込みました。

・フレアカクテルショーの魅力はどういうところですか?
→カクテルという味覚で楽しむものに、視覚や聴覚、香りの演出やテクスチャーの触覚、五感をフルに使って楽しんでもらうことです。

・フレアカクテルショーの楽しさややりがいはどんなところに感じますか?
→カクテルショーは「オーダーする人(誰かをお祝いしたい人)」がいて、その気持ちが乗ったショーになります。
一つ一つのショーに誰かの気持ちが乗っているので、必ず感動が生まれます。
大切な時間をカクテルショーと共に過ごしてくれることを感じることが私たちのやり甲斐です。

誰かの想いと一緒にパフォーマンスをするのがとても素敵ですし、
五感をフルに使って楽しめるのは現場で見ていても思いました。
今回のパフォーマンスも今回限りのものとはなりますが、
素晴らしい動画に残って何度でも観られるのはとてもありがたいです。
いつか後藤さんのお店に行ってゆっくり見てみたいな。

メンバー紹介

今回参加した皆さんの自己紹介です。敬称略。

パフォーマンスに参加した皆さん

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右から順に紹介します。

ピアノ:みやけん(宮原健輔)

トロンボーン奏者、ピアノYouTuber、編曲家。
トロンボーン奏者として都内外のプロのオーケストラで客演として出演しながら、趣味のストリートピアノ巡りをYouTubeで公開しており、チャンネル登録者数は1.4万人突破。
幅広いジャンルの曲を耳コピによる即興で演奏している。
コロナ禍で生の演奏に触れる機会が少なくなった今、何か発信できることはないかと、ネット生配信にも力を注ぎ、音楽の力を絶やさぬように日々奮闘中!

フレア:後藤 啓介-ゴリチョ-

NewsWeek世界が尊敬する日本人100人に選出され、TGI.Friday’s2009の世界チャンピオン。
世界初のオンラインフレアコンペティションでは「これ以上大会を続ける意味がない」と運営に言わせ大会を終わらせるほどの作品で優勝。
(国内外の大会で40回以上優勝)
池袋でフレアバー「COLORSOL」を2店舗、フレアバーテンダーのスクールと練習スタジオを運営。

カホン他:川端宙輝(ばたばた)

作曲、アレンジャー、キーボーディスト、サウンドエンジニア(音響)、レコーディングエンジニア。
2020年からは自宅でもライブならではの臨場感を届けられるような配信ミックスを幅広いジャンルで手掛ける。
ストリートピアノ から生まれたピアノクリエイティブユニット『ももばた』ではコロナの時代、今までにない新たな形のライブ配信を発信中。
また最近はカホンも叩きます。
厳しい時代ですが音楽に注ぐ力はいつも全力!

サポート、運営の皆さん

撮影補助:keiko

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写真手前。様々な角度や視点から撮影をし、映像作りに華を添える

普段は会社員として働いている。
昨年夏にストリートピアノを知り、その魅力に惹かれ、各地のストリートピアノを巡るように。
そしてそれをきっかけに、十数年ぶりにピアノを再開。
最近ではストリートピアノで出会ったご縁から、撮影のお手伝い等をさせて頂いたりする事も。

運営:武藤正義、菊地貫太、吉居薫

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テキパキと作業される武藤先生、吉居さん、菊地さん

☆武藤正義(square_az/piacross)
2019年より赤羽ストリートピアノ、岩淵パブリックピアノを主催。
自作曲を中心にピアノ演奏活動も行う。
2020年、コロナ禍で苦しむライブハウス応援プロジェクトとして、兼業アーティストによるピアノイベントユニット piacross.jpを立ち上げ。
神奈川県逗子市出身、芝浦工業大学教授、専門は数理社会学。

☆菊地貫太
1998年生まれの21歳。現在芝浦工業大学4年で武藤先生の下でストリートピアノに関する研究を進行中。ピアノの経験はほぼないがピアノの演奏動画はよく観ている。アメリカンフットボール部所属。

☆吉居薫
現在、芝浦工業大学4年生で武藤正義教授の研究室にてストリートピアノ関連の研究を進行中。
幼少期にピアノ教室の通学経験があり、大学進学時に趣味として再開。
バスケットボール部所属。

正光寺住職:高橋寿光

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今回お話を伺う時間がなく、写真もご用意してもらいました。
平成20年、正光寺住職に就任。お寺を中心として老いも若きも笑顔で仲良く共生できる地域環境の構築、自称「和顔愛語プロジェクト」を推進中。
保育所10園、介護事業所を設立し、世代間交流を実施。
直接会うことが難しい場合はiPadなどを使って遠隔で行うなど、試行錯誤中。


皆さんお疲れ様でした!

おまけ:私も合間にピアノ弾かせてもらいました!

フレアカクテルショー×寺ピアノの撮影の合間にホプレガ弾いてみた【ストリートピアノ】

☆ライター:ひろ
ブログ「ピアノの樹」でYouTubeでの著作権侵害の申し立ての検証を行う、羽生結弦さんにシニア落ちなピアノ弾き。
文字や演奏で情報や感情など様々なものを伝えるべく奮闘中。