ひろが語ると長くなる

本の感想書くために作ったはずのブログなのに割とながーく独り言呟いています。ストピや演奏の解説も当ブログで行ってます。

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宮原知子の英語術 スケートと英語のさとこチャレンジ/宮原知子

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「ミスパーフェクト」でお馴染み、フィギュアスケート女子シングル選手の宮原知子さんの本です。
愛称は「さっとん」ですね。
なので当記事でもさっとん呼びでいきます。

↓もくじ↓

「ちょっとやってみよう」と始められる勉強

昨今英語の本って沢山出てますが、どうしても勉強感出ているものが多いですよね。
でも本書は表紙からして可愛い!
イラストは全てさっとんが描いたそうですよ。

本書はガチガチの勉強本ではないですが、さっとんファンもそうでない方も英語の勉強の導入として「ちょっとやってみよう」と思える良い本だと思います。
さっとんの英語に向き合う気持ちを読んでいると英語の勉強を何のためにするのかを今一度考えることも大切です。
勉強は目的がハッキリしていた方が続くので。

伝えたいという気持ち

本書はさっとんらしい誠実で優しい文章で書かれていますが、

英語力を伸ばすために
一番必要なのは、
「相手に伝えたい!」という
強い気持ちをもつこと
なのかもしれません。
(裏表紙より)

というところに凄く癒されました。
英語を勉強する動機としてコミュニケーションをとるためという人も多いと思いますが、さっとんのように「伝えたい」という気持ちをきちんと持ち続けると楽しく勉強を習慣にし続けることができると思います。

私の英語勉強のきっかけ

因みに私は2.3か月に1回くらいの凄く緩い英会話レッスンを知人に有償でしてもらっていますが、始めようと思ったきっかけが外国人の方に道を聞かれることが多かったからでした。

10年くらい前に切符買いたいって声かけられたときはどうにか行き先を聞き出して、お金触っちゃまずいと思ったからボタン指差したりしながら必死になって助けたこともあれば、ストピの帰りにバスの行き先を上手く説明できなくて困ったこともあります。
聞かれやすいタイプなら喋れるに越したことはないし、都庁行くようになってから新宿駅周辺は大分詳しくなったから少しでも役に立てればと思うのです。

さっとんとはどんな選手?

私の印象としては、聡明でどんなことも努力で乗り越えてしまう大和撫子
個人的には表現力も努力で身につけたことに一番驚きました。
勿論元々才能が眠っていたのだとは思いますが、リストため息のように何年か前は一生懸命表情を作っていた印象です。
それが今ではシンドラーのリストで泣かせるレベルにまで。

何故ミス・パーフェクトって呼ばれてるの?

フジテレビのアナウンサーが言い始めたと思いますが、

私が「ミス・パーフェクト」と読んでいただいていたのは、ジャンプで目立つミスが少なく演技に安定感があったからだと思います。
(131頁より引用)

とあるように、ジャンプでの転倒やパンク*1は少ない選手です。
(但し試合によっては回転不足をとられます)

フィギュアスケートはちょっとしたタイミングや体の調子でジャンプなどの要素が上手くこなせなくなる競技です。
シーズンごとにトップの選手がガラッと変わることも多いです。
そんなに中、層の厚い日本のトップにずっといることは凄いことですね。

所作の丁寧さ

私は2019年にさいたまスーパーアリーナで開催された世界フィギュアの女子SP*2とEX*3を観に行きました。
女子SPは天井の方の遠い席でしたが、さっとんの所作が他の選手と比べて丁寧なのが遠くからでもよくわかりました。

おうち時間を利用して少しずつやってみよう

どうしても今まで好きだったことややってきたことだけをやっていると飽きがきてしまったり、今までとの生活の違いに嫌気がさしてしまうこともあります。
そういう時こそ気軽に勉強を始めるチャンス。
さっとんと一緒に楽しく英語勉強の習慣をつけよう♪

最後にちょっと英文を。

Thank you for reading my blog.
I hope you had a good time.
I will continue to do my best.
See you next blog post!

調べながらなので、これがスラスラ出るようになるといいなぁ。
頑張ろー。

*1:予定していた回転数より少なくなってしまうこと

*2:ショートプログラムの略。2分50秒以内に規定の要素をこなす。

*3:エキシビションの略。試合が終わった後に上位選手と推薦選手が出場する。試合とは違い規定の要素がなく、小道具の使用が出来たりと自由に表現可能。大会の規模によってはEXのないこともある。