ひろが語ると長くなる

本の感想書くために作ったはずのブログなのに割とながーく独り言呟いています。ストピや演奏の解説も当ブログで行ってます。

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エーデルワイス【ピアノソロサウンドオブミュージック】

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「ピアノソロサウンドオブミュージック」の演奏解説、10曲目は「エーデルワイス」です。
曲単体でもとても有名ですね。
エーデルワイスオーストリア国花で、トラップ大佐が祖国を想い歌った(亡命する前に出た音楽祭でも歌った)曲のため、凄くメッセージ性が強いですね。

エーデルワイスを弾いてみた【ピアノソロサウンドオブミュージック】

基本的にはあの有名なメロディに伴奏がついている楽譜となっています。
劇中のトラップ大佐もそこまで感情的には歌いませんし、
音の数が多くない分、表現が非常に難しいと思います。
感情を込めればいいというものでもなく、かといって淡々と弾けばいいのでもなく。

盛り上がる曲だと感情込めるのは比較的簡単ではあるけど、エーデルワイスは難しいね。
テンポを揺らすことでの表現も出来ないですし、
表現という意味では12曲中一番難しい曲かと思います。
ゆったりとしているので弾くこと自体は比較的容易だと思うけども、どう表現していくかは何をどこまで音に込めるかでも変わるし、
トラップ大佐が家族の前で歌うシーンにするのか、亡命前の音楽祭で歌うシーンにするのかでもちょっとだけ音のトーンが変わりますよね。

あと、日本語の歌詞の印象と、和訳は全然違うから…。

サウンドオブミュージックは実在した人物がモデルとなった作品です。
その人物や歌の背景を知ることで、表現の幅がかなり広がると思います。
ピアノの演奏は練習だけを積めば良いというものでもないのを改めて実感した曲でした。
学ぶ意欲は何をしていくにしても大事だよなぁ。

☆使用楽譜☆