ひろが語ると長くなる

本の感想書くために作ったはずのブログなのに割とながーく独り言呟いています。ストピや演奏の解説も当ブログで行ってます。

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音を楽しんで待つ

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お題「#おうち時間
非常事態宣言が解除され、電車や街中も少しずつ人が増えてきています。
東西線は混雑しているという情報もあるようですが、通る場所が場所だし、全く混まないのは逆におかしいんじゃないかな。
一気に人手が増えすぎていないだけ日本人らしい慎重さが出ているんじゃないかなと思う。
人が増えれば感染者は増える可能性は高いけど、当面完全終息はしそうもないし、どこかで外には出なきゃいけないのだから、今で良かったのだと思う。

私もピアノのレッスンは再開します。
先生に久々に連絡とったらオンラインやってくれてたみたいだから、早く連絡とればよかった…。
でも色んな人が試行錯誤して生きている話を聞くと、人間の可能性って凄いなぁと実感します。
私もあれこれ試行錯誤してやっていこうと思いました。

ピアノのレッスンだったり、演奏会だったり、ライブだったり、音楽を生業としている人は沢山います。
娯楽要素が高いと思われがちだけど、だからこそ元気をもらえたり癒されたりもするし、とても大切な仕事です。
今期は作曲家古関裕而さんと金子さん夫婦がモデルの朝ドラだし、音楽の良さを改めて感じる方もいると思います。
スタジオは再開しそうなところも増えてきたし、小規模な演奏会は感染症対策をすれば出来そう。
ライブ会場は集団感染が起こってしまったので慎重にならざるを得ないとは思うけど、それでもそう遠くないうちに再開できるんじゃないかな。

…そこでですよ。
私にとっては身近なストピの問題。
ストピの元々の趣旨って街中にあるピアノで気軽に楽しんでもらいたいみたいなのがあると思うけど、日本はエンターテインメントになりつつあるよね。
ストピの有名どころがそれだけ人を惹きつける力が強いからこそだと思います。
皆個性があって、演奏中はバリバリのオーラを出していますが、実際話してみると穏やかで優しい人たちです。
ストピで不快な経験をしたことってほぼないですから。

有名どころが来ていれば言わずもがな、有名でなくても素敵な演奏が聴こえればつい足を止めてしまう。
人が集まりすぎてしまうのは容易に想定できます。
都庁展望室なんてエレベーターも小さめだし、上り下りもピアノを聴くのもどう頑張っても密にならないのは難しい。
階段で行けばいいというものでもないように思います。
そもそも階段上ってピアノ弾けるかと言われたら…座った瞬間足ガクガクしそうだし。笑

ストピは直接的な利益を生んでいるかと言われると、そうではない側面も多いと思います。
でも人を呼ぶために設置している趣旨も多そうだから、利益を生まずに密な状態を作るストピは今は世間の目が厳しいと思います。
ストピは気軽に誰かと会って、ピアノ(やセッション可能なら他の楽器も)を楽しみ皆でワイワイできる空間と思っていたけど、そう戻るのは大分先かもしれない。
もしかしたらもう来ないかもしれない。
でも焦って再開して何か起きてしまっては悲しい。
ストピがなくなってしまうのだけは絶対に避けたい。
沢山の大切な思い出が出来た場所だから。

いくらでも待てるから、焦らず再開してくれたらいいなと思います。
他の常設ストピは今開いてる下北で様子見かな。
今はゆるゆると近くの人等が来てるだけっぽいけど、今度の土日でどのくらいの人が集まってしまうのかで対応が変わってくるかもしれないですね。

ストピの有名な方は色々試行錯誤をしてネットで楽しめるよう音楽を届けてくれています。
直接その場にいるのには勿論叶わないけど、それでも多くの人を楽しませるため、自分が楽しい時間を過ごすため、頑張っている姿はとても素敵です。
音を楽しむのが昔より気軽になったのはネットやストピの影響も大きいですね。
だから今は、ネットを通じてゆっくり沢山の人と音を楽しむ時間を共有できると前向きにとらえて、ストピの復活を待ちたいと思います。