ひろが語ると長くなる

本の感想書くために作ったはずのブログなのに割とながーく独り言呟いています。ストピや演奏の解説も当ブログで行ってます。

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羽生結弦の言葉【感想】

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五輪にて二度の王者を含む沢山のタイトルを取得し、様々な記録を作っても今もなお進化し続ける羽生結弦選手。
私は結弦くんを応援し始めて、もうすぐ10年です。
結弦くんのスケートを見ているとやる気スイッチが押されるけど
(私がピアノを再開したきっかけが結弦くんの曲を弾きたかったからでした)、
結弦くんの発する言葉を聞いていてもとても勉強になります。
日本には「言霊」という言葉もあるので、言葉の大切さもよくわかっているのでしょうね。

本日発売の本書「羽生結弦の言葉」は結弦くんがシニアに上がって10年の歴史を言葉や写真と共に見られる一冊。
長くなったけど、感想は以下。
もくじから好きなところへも飛べます。

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羽生結弦の言葉
価格:1540円(税込、送料無料) (2020/10/25時点)


写真が沢山

まずは言葉じゃないのか!と突っ込まれそうですが、本書は写真も魅力の1つなので。

写真は大半が能登直さん撮影のものですが、一部田中宣明さんと藤田孝夫さんのものも使われています。
おまけのポストカードはSEIMEIさん!
f:id:HiroPiano:20201026134605j:plain
↑セブンネットは表紙とポストカードが違うバージョンの取り扱いがあるらしいです。

どのお写真も素敵で、この10年間の歩んできた道を感じることができました。
先日アイスジュエルズの動画で田中宣明さんも仰ってたけど、同一人物だと思えないくらい色んな表情するよね。
だから結弦くんを見ていると一瞬一瞬を大切にすることの積み重ねが大事なんだなと思う。

188頁は私が観に行った2019年の埼玉ワールドエキシの写真でした。思い出が蘇るよ。
他にも大好きなホプレガとか、悲愴とか、沢山のお写真が色んな場面や表情で載っています。

プログラム紹介もいい

いきなり言葉ではなく、試合のプログラムとシーズンの出場試合名と得点が書いてあります。
そして振付師の名前も!
エキシもあればよかったなぁとは思うけど、そうなるとアイスショーの写真も欲しくなるし、
本書の趣旨である「言葉」からは遠退いちゃうからしょうがないのかな。

結弦くんの話す言葉

どの言葉も結弦くんから見える世界でしか語れない言葉。
だから結弦くんらしさがある。
芯があって、心があって、真があって、信があって、神がある。
(全部「しん」)

こういう言葉がインタビューなどですんなり言えてしまうのは日頃から言葉を大切にしていたり、
言葉でも表現する意欲があるのだろうな。
紀平梨花選手もそうだよね。
(話すのが不得意な選手が悪いわけでは無いけど、言語化できるのは強みと才能だと思う。)

巻末に言葉の出典(どの媒体でいつ言ったか)が記載があるのは有り難い。
(引用になるから出典が必要なのかもしれないけど)

私の好きな言葉

きっと見るタイミングや気分で変わるとは思うけど、
これを書いてる2020年10月26日現在はこちら。

日本人の感謝の気持ちということは、
日本人が絶対に持たなきゃ
いけないものだと思いますし、
僕自身もすごく
大切にしているところです

(引用元:「羽生結弦の言葉」171頁)

どの国も、どの国の人も素晴らしい。
でも日本に生まれた日本人だから、やっぱり誇りを持ちたい。
そういう意思表示を色んなところできちんとしてくれる結弦くんを
心から尊敬しています。
結弦くんは日の丸を床に置かないよう気を配ったり、
君が代をしっかり歌うところも素敵なところの1つだもの。
国民栄誉賞授与の際の袴姿も素敵だったもんなぁ…。

終わりに

毎日全部読むもよし、毎日少しずつ読むもよし、朝起きて開いてみてその言葉を胸に一日過ごしてみるもよし(といっても自分じゃ実践できないのもあるかもだけど)、
本書片手に過去のプログラムや曲を堪能するもよし。
色んな楽しみ方が出来ますね。

結弦くんのファンの方も、結弦くんの言葉で学びたい方も、是非どうぞ!

おまけ

始めて結弦くんのスケートを現地観戦した思い出のプログラムの演奏です。

【羽生結弦さん使用曲】日本橋の灯桜の木漏れ日の下で春を呼んでみた【コレド室町テラスストリートピアノ】
清塚信也さんと結弦くんのコラボもいつか観てみたいなぁ。
勿論私も結弦くんと共演するの、叶えたい夢の1つだよ。

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