ひろが語ると長くなる

本の感想書くために作ったはずのブログなのに割とながーく独り言呟いています。ストピや演奏の解説も当ブログで行ってます。

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【感想】私はただ、「生きてる〜!」って叫びたいだけだったんだ/大鈴佳花著

今週のお題「叫びたい!」

大鈴佳花さんの2冊目の本『わた生き』こと『私はただ、「生きてる〜!」って叫びたいだけだったんだ』が本日発売になりました。
(発売日が4日と出ているネット通販もあるので、店頭でもこれから入荷するところが多いかもしれません)
はてなの今週のお題まで「叫びたい!」ときて、凄いタイミングだー!って。
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佳花さんのブログ
ameblo.jp
発売を楽しみに待っていたので、一気読みしちゃいました。
受け取った時は暑くなるくらい代謝が良くなったけど、読み始めたら頭がスーッとクリアになるのがわかりました。
お気に入りのカフェなどで読むのも素敵だけども、ウルウル来るところもクスッと来るところもあるので、家で読むのを推奨します!

しっかり自分と向き合っていくことで「生きてる〜!」って実感することが、読んでいく度に染み込んでいきます。
一般的に語られる幸せや成功とは違った、もっと大切なことを思い出せます。

寝たきりになった状態のよしかが目の前に現れた「大佐」との会話形式で書かれている本。普段本を読まない方でも読みやすくなっています。
佳花さん自身の体験に基づく話でセミナーや講演会でもお話ししてくれたことが書かれているので、最近佳花さんを知った方や、セミナー等に参加されていない方は新しい発見が多いと思うので色々ビックリするかも。
私は聞いたことのある話が多かったから、復習しながら読み進めることができました。
自分を生きられるようになる、生きやすくなる、そういう話が沢山つまっています。
大事なポイントが一冊にまとまっていると読みやすくていいですよね。
それにセミナーだとゆっくり考える余裕なくメモをとることに集中するので、じっくり感じながら読んだり、何度も何度も同じところに触れられるから本って凄くいいなと思います。
大佐の教えも何度も読んで何度も実践できるし!

勿論行動することは大切だし、本の中でもよしかは行動してるけど、帯にも書いてあるように『生き方を変えるのに、一歩も必要ない』のは読むとわかります。
この本を読むと何故自分の人生がうまくいってないのかに気づけたり、あの人は要領よく生きられてるのはなぜ?という嫉妬の渦から抜け出せたりするきっかけが出来ますが、
一番いいなぁって思えるのが、自分にも家族にも今まで出会った全ての人にも感謝できること。
私が今世自分として生まれてきたことへの喜びを凄く凄く感じますし、沢山の人のお陰で今日まで生きてこられたんだなぁと思うと、人との縁に改めて感謝するし、自分の体もより一層愛おしくもなる。
読むと脳が活性化される感じがし、体に温かいエネルギーが広がっていきます。

私は長年人目を気にして生きてきたのは親の顔色を伺い嫌われないよう生きていくためだったと最近気付きましたが、
私そもそも生まれてきた時は全然周りの人に気を使ってなかったの!!
予定日より2週間も早く、年末の忙しい時期に生まれてきたんです。
元々の予定日がそうならまだしも2週間も早いし、でも早産ではなくしっかり成長して生まれてきたし。
(余談ですが、小学生の頃生まれたときの背の順で並んだら一番うしろだったかな。生まれた時から平均身長下回ったことないんです。)
こんな空気読まない私でも、皆に祝福され、愛されて生まれてきた。
なんか自分が思ったことを伝えるとすんなり受け入れてもらえるところはこうやって生まれたときから決まってたんだなぁと思ったら、変に気を使うのは本当に意味のないことだと思いました。
勿論愛を持って誠心誠意接することは今まで以上に意識します。
もう争う世界は嫌だし、大切な人たちと楽しく成長しながら生きたい。

佳花さんが本屋さんで買うといいことがあるって仰ってるので、店頭で見かけて気になったタイミングで買うのもいいと思います。
今すぐ読みたいならそれもタイミングですね!
読んだ皆さまが自分らしい人生を歩めますように。

変化の大きい今年に発売になって、とても嬉しく有り難かったです。
佳花さん、サンマーク出版さん、素敵な本を世に出して頂き
\ありがとうございましたー!/
(最後にお題通り叫んでみました)

★『私はただ、「生きてる 」って叫びたいだけだったんだ』
大鈴佳花著/サンマーク出版
1,650円
www.sunmark.co.jp

【感想】羽生結弦 未来を作る/羽生結弦 折山淑美

今週のお題「読書の秋」

「羽生結弦 未来を作る」を読みました。
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↓下記トライアングルカフェの記事でも載せた写真です。
hirocafe.hateblo.jp
早く読み終わりたくて外にまで持っていってしまいました。
ちなみに表紙は文字だけのシンプルなもので、帯とカバーを外した表紙に写真があります。

スポーツジャーナリスト折山淑美さんの本ですが、ゆづの名前も出ています。
ゆづの実際の声が多く掲載されているので、本人のインタビューを一冊に厳選してまとめてくれた感じで嬉しいし、
ゆづの名前の方が先に来ているところや、はじめにとおわりににこの本に向けた折山さんの言葉から、折山さんがゆづをきちんとリスペクトして取材に当たってくれる方ということが伝わりました。

文が始まる前に能登直さん撮影のゆづの写真あり。
過去にSportivaに掲載されたものですが、それでも載っているのは嬉しいですね。
栞も綺麗な紺色で、見る度にとても落ち着きます。

こういう本だと時系列に書かれることが多いけど、それぞれの章ごとに時系列なので、細かいところの心境の変化やゆづ自身の進化を比較しやすくなっています。
最新のインタビューは2021年7月のものが236頁から記載あり。
全てを一律に時系列にしなかったのは、それぞれのテーマでゆづの言動が未来(インタビューに答えている時)を作っていると伝えたかったからなのかな。
ゆづは言葉を凄く大切にしている人だし、ゆづに限らず人が想うことや話すことがその人自身だけでなく先々の未来に影響することは多々あるのだから。

折山さんの言葉で

ジャンプのGOE評価は、跳ぶ前の滑り方や、跳んだあとの難しい動作も評価の対象になっている。しかし、どこまで評価されているかは、判断が難しいことも事実だった。余分な動きをせずに、ジッと構えてから跳んだジャンプでも、高く評価される場合もあるからだ。
(125頁)

のように現行採点に疑問を呈してくれたりして有り難かったです。
でもね、でもよ?
ジャーナリストや私のような一ファンも把握しているルールが無視されているの、本当にあり得ないことだと思う。
勝たせたい選手が決まっているのは旧採点時代からあったように見えるけど…スポーツって何だろうと思う。
(フィギュアに限らずそういうのあるけどね)

ゆづの言葉では

僕が今、4回転アクセルを目指している状況の中に北京五輪というものがあれば、それは考えます。ただこういう状況下でもあるので、いろいろ世界の情勢を見ながら、また自分の体だったりいろんなことを考慮しながら考えていきたいと思います。現役を辞める辞めないではなく、4回転アクセルを決めないと、たぶん一生満足できないとも思っています
(219〜220頁)

というインタビューは私も読んだことがあるけど、多分世の中が今のままなら北京五輪どころかロステレコム杯も出場が微妙になってくるなぁと思っています。
私の見解なので深くは書かないけど…多分、ね。

ゆづの本は沢山出るけど、この本は買って良かった本。
来月にはいよいよ今季初戦のNHK杯もくるし、今季も沢山応援します!

★本の情報★
「羽生結弦 未来を作る」羽生結弦 折山淑美
1,760円(税込)
集英社
四六判/264ページ
ISBN:978-4-08-790057-6

↓ゆづの使用曲の私のピアノ演奏の再生リスト。読書のお供になれば幸いです↓
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