私は相当マイペースな人間として生まれてきたらしい。
マイペースというか、のんびりというか。
それをすっかり忘れ、しっかりしようとしたり、皆んなと上手くやるように生きてきた。
親は以前はマイペースに生きることを許してくれなかった気がしたけど(それも当時の両親なりの愛情だったと思うので責めることはない)、
周りの人たちがマイペースな私を温かく受け入れてくれた。
社会人になって、周りとうまくやろうという意識が強くなり気を使い始めてから関係がおかしくなった。
どうも私の性質上「気を遣う」というのがダメらしい。
気を遣い始めた関係は悉く壊れた。
最初優しかった人すら豹変するのだ。
それに気が付けなくてダメになった人間関係は結構あったと思う。
しかし気を遣うことをやめられなかった。
何故なら私は凄く親切にしてもらえるから。
仲間内は勿論のこと、初対面の人にもそういう経験が多い。
凄く有難いこと。幸せなこと。
その反面何も返せない自分にもどかしくなる。
気を遣う。そうすると「そこまでしなくていいよ」って言われてしまう。
困った。何も返せない。
そういう気持ちが続くと、ある日突然優しい人たちにも会いに行けなくなる。
そんな感じだった。
素直に受け取って笑顔でいることをきちっとしてから、返せる何かを見つけていこう。
最近ではそう思えるようになったから、大分生きやすくなった。
というか、自分の体型・体質が変わってから自分に嘘がつけなくなった。
嫌なこと、無理してること、我慢してることは体が拒否反応を示しすぐ体調が悪くなる。
2月はしょっちゅうお腹を壊してて、流石に病院行かなきゃダメなのかと思ったくらい。
今ではマイペース仕様の食事量に落ち着いたのがわかったし、食べたいときに食べたいものを食べる方向にシフトしつつあるので随分と楽になった。
人と食事に行くときにどう折り合いをつけて行くのかが今後の課題かな。
小食って心配させてしまうんだよね。
以前から人よりは食べないから気を遣わせてきた回数も多いので、人との食事は気心知れた人以外は断るようになってきちゃったし。
でも今の体質だと空腹は平気でも胃の許容量を超える前兆が出た時点で体調を崩すので、小食であることに気を遣わせるような人間関係ならもう私には合わない人たちなんだと思うようにするしかないかな。
随分とマイペースさをわかって生きられるようになって、穏やかな気持ちだしストレスも溜まらなくなってきた。
だから痩せた体重で体が落ち着いたのもあると思う。
私の体感ではストレスが太る要因No.1なんだもん。
今は体の声を無視したり機嫌を損ねるとお腹壊して逆に痩せちゃったり、具合悪くて動けなくなるのでもうマイペースさを生かす道しかないのだ。
そしてマイペースさを損なうツイッターはリプ欄を閉じ、LINEは通知をオフにして、楽になった。
仕事上のやりとりはほぼメールだから問題無し。
どちらもアカウント削除したい衝動に駆られたから、正直コレでも大人の対応だと思う。
マイペースに生きるようになって、マイペースな私と合わない人は遠慮なく離れてくれていいと思うようになった。
無理に付き合う必要なんてないから。
無理せずお互いの良さを引き出せる人同士で生きていきたい。
多分それが優しくされる私の恩返しの1つにもなるんじゃないかな。
私は私らしく、自分の道を。