ひろが語ると長くなる

本の感想書くために作ったはずのブログなのに割とながーく独り言呟いています。ストピや演奏の解説も当ブログで行ってます。

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シューベルト “即興曲Op.90-3”【フィギュアスケートピアノシリーズ】

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フィギュアスケートピアノシリーズ。
1曲目は、シューベルト即興曲90-3です。
町田樹さんの著書が発売されるのに合わせて書いてみました。

町田さんは「継ぐ者」とタイトルをつけて素晴らしいスケートを披露してくれましたが、私は日常がテーマです。

私の演奏は元々アンダンテにしてはめちゃめちゃ速いです。
普通は6分以上かかるはず。

【シューベルトの即興曲90-3】両国のストリートピアノで弾いてみた【ハプニング&救世主有】

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何故日常がテーマかというと、90-3は凄く淡々としているというか優しい曲で、似たような旋律がありながらも少しずつ変わっていくところからです。
日常って淡々と過ぎていきます。
でも少しずつ違っていて、美しくて。
当時は淡々と続く日常は当たり前だと思っていたけど、コロナで外出にかなり制限がかかってから日常って当り前じゃなかったんだなって。

曲自体が音も小さめですし、派手さはそこまでないです。
少しドラマチックなところもありますが、基本的には静かですね。
右手で奏でる装飾部分がずっと動いているのでメロディの音がかき消されないように、でも硬く強くならない様気を付けないといけないですね。

何回か出てくる左手のトリルが割と弾きにくいです。
そういえば左でってあまりないよね。

0:46~1:26が好きです。
(後半にも似たような旋律出てきますね)
なので他のところ以上にメロディが歌ってます。笑

2:11からミスタッチが目立ちます。フラグ立ちました。

2:25、はい、スマホ落ちました。
置き方悪かったですね。
拾おうかどうしようか悩みながら弾き続けていましたが、この日弾きに来ていたピアノ上手な男の子が拾ってくれ、そのまま撮影を手伝ってくれました。
優しい。しかも撮影上手だし。
こういう救世主が現れるのも日常だと思います。

目の前の人に誠意をもって接する、自分の日常を大切に生きる、そうしていくと、自分のやっていた何気ないことが誰かの助けになっていることもある。
意外な形で縁等のギフトがやってくることもある。
凄く有難いことです。
私は素直に受け取れず「返さなきゃ」ってなっちゃうけど、

最近また弾くようになったので、ストピで弾ける日が来るといいなぁ。
私のかなり速いこのテンポでも5分は超えるし、途中省略不可能な曲だから都庁では無理なんだけどね。

町田さんの「継ぐ者」からインスピレーションを受けて書いたブログはこちらから飛べます。
hirobook.hatenablog.jp