羽生結弦ピアノシリーズ、回目はOtonal(秋に寄せて)です。
※当記事では結弦くん呼びです。
↓もくじ↓
こちらの動画の演奏解説をします!
Otonalは何回か弾いたことあるのですが、馬車道ストリートピアノでの演奏を元に解説します。
ゆづファンがOtonal(秋に寄せて)弾き逃げ【馬車道ストリートピアノ】
もっと納得いく演奏が出来たら差し替えするかも…。
弾き直しがあるので演奏自体は0:11からです。
私の演奏イメージは静と動です。
ジャンプの構成は2019年のスケートカナダの構成です。
重々しく始まる
0:11から前奏です。
重々しいと言っても暗い雰囲気ではなく、王者がゆったりと登場するようなイメージ。
なのでもっとためて弾いてもいいかもなぁ。
鐘がなるイメージですね。
いわゆるラフマニノフの鐘的なイメージです。
0:29からメロディが出てきます。
結弦くんの演技も本格的に始まります。
4S*1、3A*2を決めます。
まるで流れの一部のような、いかにも「ジャンプを跳んだ」と感じさせない雰囲気というのでしょうか。
演奏自体も淡々と過ぎていきます。
敢えて一瞬ためてから駆け抜ける
1:08結弦くん使用音源だとためたりしませんが、ストピ用とでも言いましょうか。
一瞬ためることもありますね。
(この動画ではタメ控えめ)
鍵盤を駆け上がっていきます。
結弦くんはツイズルして進んでいます。
そして、1:13から鍵盤を駆け降ります。
結弦くんの使用音源よりは速めに弾いてますね。
(しかも結弦くんもここ割とゆったり進むけど、速く弾いてしまいます。
1:18との対比を明確にしたいからかも。)
1:18からまた静となります。
重く、少しずつ鐘の音が遠くなるように。
結弦くんは4T3T*3を決めます。
キラキラスピン
1:34から、結弦くんはスピンの要素に入ります。
キラキラ感と、今までの王者の貫禄と比べると少しキラキラ感が出ます。
ちょっとだけ華やかさも意識。
ステップシークエンスへ
2:02から、一瞬ためて、一気にエネルギーを発散するようにしています。
StSq*4は右手が飛び、左手はぐるぐるしますね。
ステップの様々な振り付けのイメージで華やかさと少しダイナミックさを出しています。
ステップで魅せられる選手は少ないと思いますが、
結弦くんはきちんとステップでも魅せられる選手なのでそういうのも表現したくて
ダイナミックさも出すよう頑張ってます。
(でもやりすぎると原曲からは遠のくので難しい)
2:30フィニッシュに向けたスピンのところ。
2:42から、原曲ではためず一気に駆け下り割とあっさりと終わりますが、
演奏ではそろそろ終わるよーの雰囲気を出す意味も込めて
ためてから駆け下り、ちょっとゆっくりになって終えてます。
私を見てー!ってなる曲
結弦くん憧れのジョニー・ウィアーも使用していた曲。
だからか他の曲よりも「私を見てー!」ってなる曲。
原曲は割と荘厳な印象なのに表現しよう、色んな音出してみようって感じさせてくれる曲です。
また演技を観て研究して表現方法を変えてみようと思います。