「ピアノソロサウンドオブミュージック」の演奏解説、最後となる12曲目は「すべての山に登れ」です。
修道院長が歌うシーンも、トラップ一家がスイスへ向かう道中も、どちらもとても大切なシーンで、環境が変わることの後押しをしてくれる曲です。
CMなどで使われたことは恐らくないので作品を観たことない方には有名ではないと思いますが、
作品を観たことがある方、大好きな方にはかなり印象に残る曲の1つだと思います。
「すべての山に登れ」を弾いてみた【ピアノソロサウンドオブミュージック】
0:13から歌が始まります。
その後はコーダに行くまで繰り返しとなるのでいかにメロディを歌えるか、雄大な景色を想像させるかだと思います。
(私が言える台詞ではないかもしれませんが)
聴いたことのない方は、歌詞と和訳を見てからの方がイメージがつきやすいと思います。
でも派手に盛り上がる曲じゃないのに雄大さを想像させるのは本当に難しいのだけど。
音が多い、派手に盛り上がる曲はざっと聴いてもそういう印象になりやすいけど、
音が少ない、ゆったりさを感じさせる曲でそれができたら凄いことですよね。
映画が映像として残っているものなので、観ながら研究することも大事だと思います。
羽生選手の曲でも共通しますが、楽譜の中に必ずしも答えがなかったりするので、
譜読みするだけでは足りなかったりもするのです。
0:28と1:32のメロディがオクターブ高くなるところはキンキンさせないよう気を付けます。
12曲挑戦は今日でおしまい。
普段なら苦手と感じる曲は避けることや、実在の人物がモデルで歌や場面に色んな想いがこめられていることもあり、全曲弾くことでとても勉強になりました。
毎週お付き合い頂きありがとうございました。
引き続き自分が大切としている曲や好きな曲に挑戦していきます。
☆使用楽譜☆