ひろが語ると長くなる

本の感想書くために作ったはずのブログなのに割とながーく独り言呟いています。ストピや演奏の解説も当ブログで行ってます。

広告

『寂しい』

広告

お題「#おうち時間

それなりにおうち時間もenjoyし、早朝散歩の良さとか、自然の美しさとか、色んな楽しみも見つけてきたけど、時折猛烈な『寂しさ』を感じるのは変わらなかった。
この『寂しさ』はSTAY HOMEが始まったから感じるようになったわけではなく、昔から定期的にあったと思う。
それでも外に出たり人と会えばまぎれた。
でも元々人と会うのが好きだけど、急に一人になりたい(部屋にこもって誰にも会いたくないレベルまで行く)みたいな気持ちになることもあり、時折出てくる『寂しい』を他者に埋めてもらうのは違うのだとは思っていた。
そうは言ってもちょっと顔を出す『寂しさ』は他の事をしてしまえばどうにかまぎれるから、根本を解決しようとは思わなかった。
根本解決は時間もかかれば嫌な気持ちや思い出まで出てきてしまうからだ。

そこにきてSTAY HOME。
会えない。人に会えない。
勿論連絡をとる手段はある。
でも会えない。
家族とは一緒に暮らしているから完全に一人ではないのだけど。
でも『寂しい』。
もうなんとかするしかなかった。
というか今まで出てきたパターンを崩すのは今しかない。

自分の過去へタイムトラベルしてみる。
こういう『寂しさ』が表に出たのはいつからだっけ。
きっかけは何だったっけ。

あ、子供の頃だ。
hirobook.hatenablog.jp
この記事でも書いたように、親に対して自分を出さず我慢していたわけで、そのままの自分を受け入れてもらえないという思い込みによる『寂しさ』は根深かったみたい。
ある人が助言してくれたけど、そういう面を指摘してくれたから当たってるのだと思った。
じゃああの頃の自分に声をかけてみよう。
『寂しさ』をちゃんと埋めてあげられるのは今の自分だけだ。

いきなり全てを話してごらんと言ったところで頑なになるのは目に見えてるから、子供の頃の私をそっと抱きしめてみる。
あ、笑ってくれた。
そのまま抱きしめてみる。
少しずつ話してくれた。
やっぱり両親に素直に自分を出せなくて、辛かったみたい。
「無理させてごめんね。貴女はそのままでいいんだよ。周りの友達はそのままの貴女のこと大好きだったよね。お父さんやお母さんもそうだよ。」
子供の頃の自分が泣くのかと思いきや、私が泣いていた。
多分ずっと欲しかった言葉だ。
『寂しさ』は少し薄れたように感じた。

私と、子供の頃の私。
お互いちゃんと満足するまで、『寂しさ』に飲み込まれないようになるまで、毎日会いに行ってみようと思う。